病院の幽霊騒ぎは日常茶飯事?

私は病棟の事務員として働いています。
入院患者さんにお見舞いをする人が毎日やって来ます。しかし様々な人がいて、たまに奇妙な人も。

ある日、お見舞いに来たといって病棟に1人の女性が上がってきました。ナースステーションから一番近い部屋にすっと入っていったのです。普通ですと、病棟の入り口に事務員である私が座っているので「○○さんのお見舞いに来ました」などと声をかけてくるはずなのですが、無言で通りすぎました。

追いかけて病室を覗くと何やらゴニョゴニョと独り言を話している様子でした。ちなみに、そのベッドはほかの病室との部屋移動の兼ね合いで誰も横になってはいませんでした。その、誰もいないところに向かって話しかけているのです。
「こ、怖い。」私は恐怖を感じました。その後ろ姿がとても不気味だったのです。

私はその人に話しかけることは出来ずに、しばらく見守るほかありませんでした。10分くらい経った時です。突然その人が私に話しかけてきました。聞くと、以前ここに入院していて亡くなった男性が成仏出来ずに、その女性の枕元に立ってここへ呼んだとのこと。

しかし、その女性と死亡患者さんの繋がりは全く無いとの事でした。女性は亡くなった患者さんの名前は男性で「けんじさん」というと話してきました。確かにこの1ヶ月以内で、そこにけんじさんという亡くなった患者さんがいました。ちなみにそのけんじさんが何を訴えているのかは、よく分からないとのこと。とにかく「悔しい」と訴えているとの事でした。

病棟に上がって、亡き男性をお見舞いに来たその女性。念の為、面会帳簿に名前と住所を書いてもらいました。するとさらにビックリ。その住所からすると病院の亡くなった人が葬儀へ運ばれていく裏の出入り口の正面に実家があるようです。

さらにその「けんじさん」が亡くなってその出入り口から外へ運ばれた日時を私が調べると、その日その時に実家に泊まりに来ていたとの事です。つまり、けんじさんが亡くなって運ばれた事をその女性本人は知らなかった。万が一、家から見ていたとしても誰だかわからないですからね。

偶然ではなく霊感があるとしか思えない出来事でした。その話を最近、http://看護師求人治験.com/というサイトを利用して転職してこられた看護師さんに話すと『ああ、よくあることよ』と一蹴されてしまいました。病院での幽霊騒ぎは日常茶飯事なのでしょうか・・・